第16回「プラ塗り」フリー部門(後)投稿作品
エントリー3:そうたさん
- ハンドルネーム:そうた
- 参加部門:フリー部門
- タイトル:1/700 陽炎型駆逐艦 黒潮
- 使用キット:青島文化教材社 1/700 陽炎型駆逐艦 不知火
こんにちは、
黒潮は過去に限定品としてエッチングパーツ付きでアオシマさんから発売されていたようで
ネットで説明書を探し、また他のモデラーさんの制作、完成記事などを参考に制作しました。
歪みがどうしても気になりますが、手すりがあり、艦橋が抜けていると頑張った甲斐があると思います。
ボートとそれを吊るすクレーン?はピットロードの東雲(しののめ)のものを使っています。
”クロシホ”と艦尾のデカールは艦(ふね)nextシリーズ不知火/秋雲に付属していたものを使用しています。
マストは0.5と0.3㎜の真鍮線で作りなおしています。
誇張表現でしょうが、船体のパネルラインがわかるように縦横に工作しています。
①機銃は本来25㎜三連装砲を付ける指示なのですが、手すりを付けたことによりスペースが狭まってしまったので連装砲を取り付けています。
②③0.1㎜の金属ワイヤーでディテールアップしています、また主砲は0.2㎜ピンバイスで開口しています。
④艦橋部です、艦橋の窓を削り落とし0.2㎜の金属ワイヤーで窓枠を作り直しました。
艦橋下部の手すり?は立体的になるように艦橋本体に0.2㎜の穴をあけワイヤーを埋め込み少し突起した状態でカットして0.1㎜ワイヤーを艦橋を取り囲むように接着しました。
⑤煙突は第一第二ともに元あった造形を削り落とし、0.2㎜ワイヤーで作りなおしています。
⑥左の探照灯は1㎜丸プラ棒と0.2㎜ワイヤーで、右のリング二つを組み合わせたもの(なにかわからない)は0.2㎜ワイヤーで作り直しています。
⑦塗装前の船体後部です、舷外電路は0.2㎜ワイヤーで、緑枠のところはわかりにくいですが、パネルラインの表現をしやすいように”パンの袋をとめるあれ”を二枚分、艦底に敷き詰めて約1.6㎜船体を高くしています。
⑧リノリウム甲板と艦底を塗装した後、マスキングをして自作の手すりを取り付けた状態です。
※マスキング部分についている緑色のものは吹き込みを防ぐためのマスキングゾルです
手すりも含めすべて、市販のエッチングパーツを使っていないので、歪んでいたりであまりきれいではないですが、途中から自作の治具を使って工作したことで以前より精度は上がっていると思います。
前回同様、全て0.1㎜と0.2㎜の金属ワイヤーを組み合わせて瞬間接着剤とUVレジンで接着して作成しました。
⑨船体後部です、緑枠部分にプロペラガード(駆逐艦のように艦そのものの、幅が狭い船は、水底にあるスクリューが船体より外側にはみ出しているので港などに接岸するさいスクリューを破損しないように写真のようなものが取り付けられていたようです)を作成しています。
張り線ですが、今回は0.05㎜のニクロム線を黒のマーカーで塗って張っています。自然に弛ませるのはまだ無理そうですが、ピンと張った状態なら多少慣れてきた感じです。
まだまだ接着剤のつけすぎで大きなダマが目立ったり、処理の甘いところがありますが完成させられてよかったです。
ありがとうございました。
■塗装色
船体色は下地に艦艇色(2)のあとに呉色を軽く吹きました、船底は艦底色
ボートなどはウッドブラウン、タン
砲塔の根本部分の白はホワイトにウッドブラウンを少し混ぜて筆塗りしました。
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