第1回「プラ塗りプチ」投稿作品
エントリー5:さくらさん♭さん
- ハンドルネーム:さくらさん♭
- 参加部門:テーマ部門
- 作品タイトル:イグニッションパンサー
- 使用キット:ZW35 ドライパンサー[パンサー種]
ZW53 コアドライブウェポン イグニッションブースター
ZW41 改造武器 ダッシュブレイカーユニット x2
ZW29 スナイプテラ[プテラノドン種]
ZW01 ワイルドライガー[ライオン種]
※すべてタカラトミー製キット
2023年。ゾイド40周年イヤーももう11月。
今年はたくさんゾイドを作るぞ!と決めていたけど、結局あまり数は作れず…
とりあえず、「ドライパンサー」をちょうど作っていたので、こちらで参加しようと思います。
パッケージなど。
ということで、今回はドライパンサーを作っていきます。(左上のやつ)
このドライパンサーをベースに、ゾイドワイルドの他キットから武器やパーツを拝借したり、カスタマイズパーツを使ったりでなんやかんやしていきます。
骨格形態完成。
いやその、急いで作っていたので作成中の写真をほとんどとっていませんでした…
とりあえず、今回やりたいこととしては、
1.ドライブレードをブースターに置き換える。
2.ソウルタイガー(画像右上の機体)みたいなカラーにする。
といったところ。
あとは、ミキシングというより組み換え遊びの延長という位置づけにしたいので、パーツの加工は一切しないことにします。
(面倒くさがってるわけじゃないよ。ほんとだよ。)
左上の画像が元の骨格形態ですが、ドライブレード(ギャンの盾みたいなやつ)の基部は、連動機構の関係で骨格に組み込む仕様になっています。
ただ、今回はカスタマイズパーツのイグニッションブースターを背負わせたいので、骨格からドライブレードユニットを外しました。
ちなみに、首の上下可動は背部ユニットの前後可動に連動するため、これがなくなると首を上下できなくなります。(まぁ仕方ない)
あと、イグニッションブースターは本来「コアドライブシステム対応機」専用なのですが、非対応であるドライパンサーにも無加工で取り付けできました。(首可動ができなくなる問題はありますが)
さらに、肩にケーブルが欲しくなったので、ワイルドライガーから拝借。
ライガーとパンサーは共通の骨格を利用しているので、ケーブルの接続は無加工で行けます。
あと、キャップを赤くしたかったので、こちらもワイルドライガーから拝借しました。
カラーについてですが、胴体部分と四肢を別のグレーで塗り分けました。
また、シリンダーや牙部分の塗り分けに、今回初めてクレオスの水星ホビーから―を使用しました。
思った以上に塗りやすかった。
ということで、完成したのがこちら。
そういえば、タカラトミー版ゾイドを全塗装するのは初めてですね。
ドライブレードを外したのに「ドライパンサー」と名乗るのもどうかなと思い
イグニッションブースターを代わりに装備しているので
とりあえず「イグニッションパンサー」と名付けてみました。(安直)
いやぁ、しかし、ジオラマの力は絶大ですね。
何を隠そう、今回のキットは大ゾイド博の、自作ゾイド撮影ブースで撮影するために作っていたのです。
(ゾ博最終日の朝に完成した←)
改めて、いろいろな角度から。
背部にはイグニッションブースターを装備。
ブースターのサイドにスタビライザーのようなものが欲しかったので、
カスタマイズパーツのA-Z超電磁ブレードを取り付けました。
爪にはソウルタイガー同様追加装備が欲しかったので、コンバットクローを取り付け。
(コンバットクローはパーツセットに2つしか入っていないのでセットを2つ用意することに…)
これだけだと近接武器しかないので、スナイプテラから小型ガトリングを拝借。
ブースターと本体の間にイイカンジの3ミリピンがあったので、そこに取り付けました。
ソウルタイガーにもバルカンが内臓されているので、装備パターンをリスペクト。
カラーについては、装甲を白に、各部の赤を筆で塗り分け。
モチーフ元のソウルタイガーでは、赤い部分が発光するので、
赤い部分の周りにうっすらピンクを乗せて発光表現をしてみました。
…嘘です。
いやその、筆で赤を塗っていたのですが、はみ出した部分をうまくぬぐい切れず、
ぼんやりピンクが残ってしまったというのが実情です。^^;
まぁ発光っぽく見えなくもないので結果オーライ
ギミックなど。
骨格の説明時に、ドライブレードを外したことで首の上下ができなくなるといいましたが、厳密には、上下可動の支点になる部分はあるので主導で動かすことはできます。
ただ、支点部分のテンションが足りないので、手を離すと首を上にあげていられなくなります。
あれ?でも前の画像で首上がってなかった?
そう、なぜか首あげられるようになりました。
どうやら、背部ユニットに装備したガトリングが、意図せずイイカンジに支えになったようで、首を上げた状態で保持できるようになりました。うれしすぎる誤算ですw
ブースター背部に装備したブレードは手動で展開可能です。
…結構長いです。
あと、ブースターのフタ(設定上スタビライザーらしい)は、歩行に連動してパカパカします。
迫力があって、見ていて楽しいです。
ただ、このフタ部分、ちょっと問題がありまして…
写真をよく見るとわかるように、一部の塗装が剥げています。
ゾ博でとったときははがれていなかったのですが、いつの間に…
で、よくよく確認したところ、どうやらこのフタのパーツ、POM製らしいのです。
写真を撮った後に、塗装剥げ部分を爪でカリっとやったら、ボロっとキレイにはがれていきました。
POMは塗料が乗らないとは聞いていたけど、ここまでとは…
爪とつまようじでコショコショやっていたら塗装部分をほとんどはがすことができました。
これは、あとでどうにかしないとなぁ…
歩く姿はこんな感じ。
歩行に連動して口を開閉させながらブースターのフタをパカパカします。
床の摩擦が少し大きくてガクガクしていますが、普通のテーブル等ならもう少しスムーズに歩きます。
■塗装色:
・スプレー
ホワイト ⇒ ホワイト(クレオス)
ホワイト(ブースターのフタ) ⇒ インシグニアホワイト(タミヤ)
ライトグレー ⇒ ロイヤルライトグレイ(タミヤ)
グレー(四肢) ⇒ 呉海軍工廠グレイ(タミヤ)
グレー(鞍) ⇒ ヘイズグレイ(タミヤ)
ガンメタ(爪) ⇒ ライトガンメタル(タミヤ)
ゴールド(爪・ブレード) ⇒ ゴールド(タミヤ)
・筆(すべてクレオスの水性)
レッド ⇒ メタリックレッド
ブラック ⇒ メタリックブラック
ゴールド(シリンダー) ⇒ ゴールド
シルバー(シリンダー・牙) ⇒ スーパーファインシルバー
グレー ⇒ ディアクティブグレー(水性ガンダムカラー)
今回、水性ホビーカラーを使った部分塗装を初めて本格的にやりましたが、思っていた以上に塗りやすくて驚きました。
リカバリーも比較的楽だったので、二の足を踏まずにもっと早く手を出していればよかったなと。
タカラトミーのムービングキットを全塗装するのも初めてで、ギミックに影響が出ないか心配もありましたが、特に問題もなく一安心です。
HMMの密度感や、ポージングをつけて楽しめるところも良いですが、歩いていろいろなところが連動する本家のゾイドも、別ベクトルの楽しさがありますね。
ゾイドワイルドは少し手に入りづらくなってきていますが、作りやすいし組み換えしやすいので、気になった人は手に取ってもらいたいシリーズです。
少し高額ですが、アニバーサリーゾイド(AZ)シリーズも展開中なので、みんなもゾイドを作ってみてはいかがでしょうか。
ゾイド40周年イヤーも残りわずかですが、引き続きゾイドを作っていきたいと思います。
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